2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ホール利用率がわかるサイト

「美術館や市民劇場などのホール利用率がわかるサイト」 県下のホール利用状況(空き・催し内容など)がWEB上でわかる ポータル・サイトがあったらいい。 という意見がありました。 施設ごとにひとつひとつ個別で利用状況を問い合わせるより、 一覧できるサイ…

“Conceptual Photography”

大学で日本文化を専攻し、東洋思想や 日本の心に深い関心を寄せる若きアメリカ人、 Adam Chamness(アダム・チャムネス)。“Conceptual Photography”という、ちょっとひと味違った 「心の芸術」としての写真を指向している。 Conceptual Photography is akin…

星の王子さま

サン=テグジュペリ作『星の王子さま』オリジナル版 (内藤濯訳/岩波書店)何度も読んだ本である。 読めば読むほど、自分がどれだけ”おとなの目”で見るようになったのか、 ”こどもの目”で見ることを忘れてしまったのか。何度読んでも、複雑な心境で黙り込んで…

昼が来て夜が来る

ものごとには明るい側面と暗い側面があり、それはコインの表と裏のように代わる代わる姿をあらわす。 昼が来て、夜が来る。

文化的な取り組みとしての「裏方」活動

文化的な活動全般に言えることですが、 アートを活動する側と、観客・愛好家側のあいだに、 直に接して協力する人材・スタッフが必要であると思います。 こうした人々の活躍は「裏方」であるため、目立つことは ありませんが、影の功労者であり、イベントを…

たましいの耳

人間が持てる、本当に美しい力を惜しみなくふるう音楽家に出会いました。 弱き心を助け共に生きる意志を励ます勇気に満ちた音色を私は死んでも忘れないでしょう私が音を聴いたのは肉の耳ではなくたましいの耳その響きはこころのなかで色彩となり白くまばゆい…

「-猫のいる風景-」写真

「猫の写真」、というのはよく見かけます。 「風景写真」もよく見ます。 どちらもカメラを手にして撮影する人にとって、 「撮りたい」被写体だと思います。猫はかわいく撮りたいでしょうし、 風景はきれいに撮りたい写真だったりします。では、このふたつの…

イエイツの詩

アイリッシュとの関連で、思い出したのですが、 クリント・イーストウッド監督の映画 『ミリオンダラー・ベイビー』のなかで、 クリント・イーストウッドが演じる ボクシングジムの老トレーナーが アイルランドの偉大な詩人 W.B.イエイツの詩を読むシーンが…

 W.B.イエイツ『ケルトの薄明』

爽やかな風に運ばれる草のにおいや、 木々に茂る緑の色が鮮やかさのせいでしょうか、 店主は新緑から初夏の季節になると、 よく妖精のことを思い出します。店主が子どもの頃、自然豊かな高知の山や海で遊びながら、 ときおり不思議な気配を感じたりすること…

追憶。

ようこそ。知る人ぞ知る画廊喫茶「奇眼」へ。ここでは閉店後、店主が独り静かに座っています。過ぎ去る日々のなかで、どんなことがあったのか…そしてどんなことが心に残ったのか。過去を遡り、思い出すひととき。さて、それでは珈琲を淹れて……追憶を始めまし…