【詩】

愛する人へ

私は地上のかたちを少しずつ失うたびに天空の輝きを少しずつ放ち始める人々はそのさまを滅びと呼んで指さすが私のたましいはそのすがすがしさにこのうえない自由を見出すその喜びは尽きることなくうるおい豊かな河のように青く満ちて深まり愛となってあなた…

昼が来て夜が来る

ものごとには明るい側面と暗い側面があり、それはコインの表と裏のように代わる代わる姿をあらわす。 昼が来て、夜が来る。

たましいの耳

人間が持てる、本当に美しい力を惜しみなくふるう音楽家に出会いました。 弱き心を助け共に生きる意志を励ます勇気に満ちた音色を私は死んでも忘れないでしょう私が音を聴いたのは肉の耳ではなくたましいの耳その響きはこころのなかで色彩となり白くまばゆい…