「ジョアン・ミロ展」鑑賞の覚書


高知県立美術館で開催されていた
ジョアン・ミロ展」を鑑賞。


暑い夏の平日だからか、ほとんど人がいない。
200点以上のリトグラフを観る。

下手だ。だが「遊び心」に満ちている。
そこが面白く「ひょうげて」いて、まねできない。


いろいろな実験を試みたのだろうが、完成していない。
晩年のものに少し、すっきりとした円熟味を感じる。


ジョアン・ミロ、彼は一生「子ども」だったんだろう。


そしてなにより、時代にめぐまれたのだろう。
無邪気で運のいい芸術家、ジョアン・ミロ。