私は無限感の漂う作品が好きだ。 描いたものと描いていない空間が絡み合って、 余白の力が漲る唐宋代の山水画や、 わずかに遺った絵画の破片とその周りを埋めた 広大な漆喰との鬩ぎ合いを見せる古代ローマの 壁画群など、そこには作者を遙かに食み出た、 大…
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